国内 2020.12.26

第100回まであと1日! 決勝再現⑩第99回・桐蔭学園23-14御所実

第100回まであと1日! 決勝再現⑩第99回・桐蔭学園23-14御所実
ピックアップする桐蔭学園PR床田淳貴。ひたむきに体を当て続けて御所の壁を切り崩した(撮影:BBM)
2年連続のファイナルへ

 2010年度(第90回大会)の初優勝は東福岡との両校優勝。それ以外の5度の決勝はいずれも、あと一歩で涙を飲んできた。誰もが認める実力を有しながら花園で勝ち切ることの難しさを味わってきた桐蔭学園が、第86回大会で初めて決勝に進出して以来7回目となるファイナルで、2020年1月7日、ついに悲願の単独日本一の座に就いた。

◆今季早大で先発を務める伊藤大祐が、桐蔭学園の司令塔だった 

 準決勝の東福岡戦では、春の大敗の雪辱に燃える相手を寄せつけず、快勝を収める。8人平均で身長180㌢、体重95㌔超の大型FWが、ブレイクダウンを制圧。参加校中屈指の得点力を誇る東福岡を1トライに抑え、2年連続のファイナル進出を決める。

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