国内 2020.10.17
【関東大学リーグ戦1部】 東海大と日大が開幕から3連勝 中大×大東大はドロー

【関東大学リーグ戦1部】 東海大と日大が開幕から3連勝 中大×大東大はドロー

[ 編集部 ]
引き分けに終わった中央大×大東文化大(撮影:BBM)

 埼玉・セナリオハウスフィールド三郷では中央大学と大東文化大学が対戦し、29-29で引き分けた。

 前半からシーソーゲームとなり、中大が22分にパワフルなLO藤牧拓真のトライで先制したのに対し、大東大は30分、敵陣10メートルライン付近のスクラムから持ち出したNO8サイモニ・ヴニランギがダイナミックな走りでディフェンダーを振り切ってゴールに持ち込んだ。

 コンバージョン成功で逆転された中大は33分、敵陣深く中央でモールを組んでインゴールになだれ込み、再びゲームをひっくり返したが、PGで2点差に詰めて折り返した大東大は後半早々、敵陣深くに入り、ラインアウト後、ドライビングモールから持ち出したHO酒木凜平がトライを決めて再逆転。15-12となった。

 中大も負けておらず、47分(後半7分)にモールでやり返したが、大東大は60分、敵陣深くのスクラムから持ち出したNO8ヴニランギが次々とタックラーを弾き飛ばしてインゴール中央にダイブし、再びリードを奪った。
 大東大はさらに71分、インターセプトからのキック&チェイスでチャンスとなり、CTBシオペ ・ロロ・タヴォがトライゲッターとなって点差を広げた。

 しかし中大も粘り、78分にWTB杉本崇馬がトライを奪い返し5点差とすると、試合終了間際にも敵陣深くに入ってラインアウトからドライビングモールで押し込み同点に。だが、FB山田翔平のコンバージョンは外れ、その後の攻防でも互いに譲らず、引き分けに終わった。

 中大、大東大とも、これで1分2敗となった。

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