【関東大学リーグ戦1部】 東海大と日大が開幕から3連勝 中大×大東大はドロー
関東大学リーグ戦1部は10月17日に第3節の3試合がおこなわれ、東海大学と日本大学が開幕から負けなしで3連勝となった。
リーグ3連覇を目指す東海大は東京・江戸川区陸上競技場で法政大学と対戦し、31-19で勝利。
前半4分にラインアウトからのモールでペナルティトライを獲得すると、16分にもモールでゴールに迫り、クイックで右にボールを動かしてWTB林隆広がコーナーにフィニッシュした。19分にはLOワイサケ・ララトゥブアがトライゲッターとなり、東海大は21点リードを奪った。
対する法大は22分、スクラムで押し込んでゴールに迫り、密集からピックアップしたNO8安達武志がファイブポインターとなった。28分にはラインアウト後の処理が乱れたものの、ボールを拾ったSH隠塚翔太朗が相手のスキを突いてゴールへ駆け抜け、9点差に詰めて折り返した。
だが東海大は後半先に得点し、流れを引き戻す。47分(後半7分)、ラインアウトからモールで押し込み28-12とした。
50分に法大WTB石岡玲英にインターセプトされ約60メートルの独走トライを許した東海大だが、57分にPGで3点を加えて突き放し、リードを守り切った。
敗れた法大は1勝2敗となった。
江戸川区陸上競技場の第1試合では日本大学と専修大学が対戦し、日大が29-10と競り勝った。
日大は前半19分、ターンオーバーからのカウンターでWTB水間夢翔が右外を駆け上がり先制。その後、何度も敵陣深くに入りながら専大のしぶといディフェンスに追加点を阻まれていたが、36分、WTBナサニエル・トゥポウがタッチライン際で2人のタックラーをかわしてゴール右隅にフィニッシュし、10-3で折り返した。
前半にPGでスコアボードを動かしていた専大は、48分(後半8分)、ラインアウトからモールで前進し、そこから抜け出したHO小栗冬雅がゴールに持ち込みトライを挙げた。コンバージョンも決まり同点となった。
しかし日大は63分、ゴールに迫り、密集にいたCTBフレイザー・クワークがインゴールにボールを置いて勝ち越し。73分と試合終了間際にはラインアウトからモールで押し込み、3連勝を決めた。
敗れた専大は1勝2敗となった。