国内 2020.07.31

神戸製鋼に新たなNZスター加入! ベン・スミス&アーロン・クルーデンの入団公式発表

[ 編集部 ]
神戸製鋼に新たなNZスター加入! ベン・スミス&アーロン・クルーデンの入団公式発表
2019ワールドカップ、ウェールズとの3位決定戦で2トライを挙げたベン・スミス(Photo: Getty Images)


 神戸製鋼コベルコスティーラーズが新たなビッグネームを2人獲得した。
 新型コロナウイルスに悩まされた2019-2020シーズン終了後、世界的スターのダン・カーターやアンドリュー・エリスらを失ったが、同じくニュージーランド代表“オールブラックス”で活躍しワールドカップ優勝メンバーにもなったベン・スミスとアーロン・クルーデンが2020年度新加入することが7月31日に公式発表された。

 34歳のベン・スミスは、ウィング、フルバック、センターと複数ポジションでプレーできる万能選手で、2013年にワールドラグビーの年間最優秀選手賞にノミネートされたスターである。かつて所属したハイランダーズでは主将を務め、田中史朗(日本代表/現在 キヤノンイーグルス所属)らとともに、2015年にスーパーラグビー初優勝を達成している。オールブラックスでは84キャップを重ね、2015年のワールドカップでは黒衣の15番をつけて優勝に貢献、昨年日本で開催された大舞台では4試合に出場し4トライを記録した。オールブラックスでは副将を務めた経験もあり、そのリーダーシップは神戸製鋼にとって貴重な財産となる。2019年のワールドカップを最後にオールブラックスから退いたあとは、フランスのポーでプレーしていた。

 日本へ行くことを決めたスミスは、「神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団できることを本当に楽しみにしています。ここ数年のチームの成功は、コベルコスティーラーズが選手のパフォーマンスを引き出すことができる、ワールドクラスのラグビープログラムを保有していることを示していると思います。私自身は非常に競争心が高く、チームのために貢献できると自負しています。コベルコスティーラーズの輝かしい歴史を更に輝かせることができるように頑張ります。私と家族は、違う文化やライフスタイルを経験できる機会を楽しみにしています」とコメントした。

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