神戸製鋼に新たなNZスター加入！　ベン・スミス＆アーロン・クルーデンの入団公式発表

　一方、31歳のクルーデンは経験豊富なスタンドオフで、オールブラックスで50キャップを獲得し、2011年の自国開催ワールドカップで優勝に貢献した。神戸製鋼入りは昨年から噂されていて、カーターが抜けた穴を埋めると期待される10番の有力候補である。スーパーラグビー出場は通算120試合を超え、2012年と2013年にはチーフスの司令塔として連覇を達成。クルーデンもリーダーシップスキルは高く、チーフスではキャプテンも任された。2017年から3季、フランスのモンペリエでプレーしていたが、今年、古巣のチーフスに復帰し、現在はスーパーラグビー アオテアロアで奮闘中だ。

　クルーデンは「神戸製鋼コベルコスティーラーズという誇り高いチームに加入できることに感謝しています。スタッフやチームメイトたちとハードワークし、チームと会社に貢献したいと思っています。コベルコスティーラーズでプレーすることを心から楽しみにしています」とコメントした。

　神戸製鋼には同じニュージーランド出身で世界最高峰ロックのブロディ・レタリックも在籍しており、経験豊富なオールブラックスの存在は、2018-2019シーズンに続くトップリーグ制覇へ向け大きなアドバンテージとなりそうだ。

　デーブ・ディロン ヘッドコーチは、「アーロンとベンの加入を心強く思います。両選手とも非常に才能豊かな選手であり、インターナショナルレベルでの実績と経験も申し分ありません。彼らの加入はチームの成長に良い影響を与えてくれると確信しています」と述べ、シーズン到来を楽しみにしている。