各国代表 2020.04.15

今年の南半球4か国対抗戦は1都市集中開催か 新型コロナ懸念も可能性検討

[ 編集部 ]
今年の南半球4か国対抗戦は1都市集中開催か 新型コロナ懸念も可能性検討
南半球の一流選手たちが各国を代表して戦うハイレベルなラグビーチャンピオンシップ(Photo: Getty Images)


 南半球の強豪4か国(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン)が競う今年の「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」は、1つの都市に短期集中で開催される可能性が出てきた。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により中止や延期が危ぶまれているが、オーストラリアの新聞『シドニー・モーニング・ヘラルド』によれば、大会を統括するSANZAAR(上記4か国ラグビー協会の合弁事業)が開催へ向けてさまざまなオプションを検討しているという。
 予定では8月8日から9月26日にかけてホーム&アウェイの総当たり戦となっているが、新型コロナウイルス対策でニュージーランドと南アフリカは厳格な都市封鎖をおこなっているため、6週間一か所に集合して実施する案が出てきたという。候補地には、オーストラリア国内の他の都市に比べて新型コロナウイルスの感染率が低く、時差のことも考えて同国西部のパースが理想的だといわれている。

 SANZAARは、日本のサンウルブズも参戦しているクラブ大会のスーパーラグビーも運営しているが、1月末に開幕したスーパーラグビーは新型コロナウイルスの影響により3月中旬の第7節を終えた時点で中断しており、再開の見通しは立っておらず、国代表戦であるラグビーチャンピオンシップの優先度が高くなっている。

 SANZAARは、今年のラグビーシーズンの残りの期間については多くの不確実性があることを認め、解決策を見つけるために努力しているとのこと。アンディ・マリノスCEOはニュージーランドメディアの『Newshub』のインタビューで、「スーパーラグビーがラグビーチャンピオンシップと同時期に開催されるというシナリオもあり得る」と語っている。もしそうなった場合は、ラグビーチャンピオンシップの各国代表に選ばれたトッププレーヤー抜きでスーパーラグビーはおこなわれることになる。

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