パナソニックと神戸製鋼が全勝キープ! 東芝は今季初黒星、ヤマハ3位に浮上。
ラグビーの国内最高峰であるトップリーグは、1週間のブレイクをはさんで2月15日に第5節の6試合がおこなわれ、注目の全勝対決、パナソニック ワイルドナイツ×東芝ブレイブルーパスは、46-27でパナソニックが制した。
連覇を狙う神戸製鋼コベルコスティーラーズもリコーブラックラムズを相手に43-6と快勝し、全勝をキープしている。
そのほか、ヤマハ発動機ジュビロ、サントリーサンゴリアス、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、Honda HEATが勝って総勝点を伸ばした。
埼玉・熊谷ラグビー場に2万2705人の観客が集まったパナソニック×東芝戦。
前半は取られたら取り返すシーソーゲームとなり、互いに2トライずつ奪って15-14で迎えた32分、パナソニックはCTBダミアン・デアリエンディのムーブにリンクしたCTBディラン・ライリーが敵陣10メートルライン付近から抜けて走り切り、リードを広げた。
追う東芝は、イエローカードを提示され数的不利な時間帯もあったが大崩れせず、ハーフタイム前にPGで5点差に詰めて折り返すと、46分(後半6分)にラインアウトからモールで押し込み同点。50分にはSOジャック・ストラトンがCTBジョニー・ファアウリとのサインプレーからチャンスメイクし、WTBジョネ・ナイカブラがトライを決め勝ち越した。
しかしパナソニックは56分、フレッシュレッグのFLデービッド・ポーコックが力強い前進でゴールに迫り、クイックリサイクルから途中出場のSO山沢拓也がトライを挙げ、コンバージョンも成功で再びリードを奪った。68分にはFB野口竜司の軽快な動きでゴールに迫り、連続攻撃をWTB竹山晃暉が左隅にフィニッシュ。72分にはSH小山大輝がラックサイドのギャップを抜けてゴールへ走り切り、勝利を引き寄せると、試合終了間際にも小山がトライを決め、パナソニックはボーナスポイント(相手より3本以上多くトライすれば勝点1を追加)も獲得した。
パナソニックは5勝0敗(勝点25)で首位をキープ。東芝は4勝1敗(勝点18)となり4位に順位を下げた。