パナソニックと神戸製鋼が全勝キープ! 東芝は今季初黒星、ヤマハ3位に浮上。
NTTコミュニケーションズは東京・江東区夢の島競技場で宗像サニックスブルースと対戦し、74-11で大勝した。
サニックスに先制され8点を追う展開となったNTTコムだが、前半18分に主将のFL金正奎がトライを挙げて流れを変え、21分にはワールドカップ優勝を遂げた南アフリカ代表HOでもあるマルコム・マークスもフィニッシャーとなり逆転した。その後も連続トライで勢いがついたNTTコムは、日本代表でもあるNO8アマナキ・レレイ・マフィがハットトリックを達成するなどして点差を広げ、後半無失点で快勝となった。
NTTコムは3勝2敗(勝点15)、宗像サニックスは2勝3敗(勝点10)となった。
Honda(ホンダ)は熊谷ラグビー場でキヤノンイーグルスと対戦し、39-24で勝利。連敗を3で止めている。
ホンダは立ち上がりがよく、前半3分、キックのバウンドボール争奪に競り勝ったWTB尾又寛汰がそのままゴールへ駆け抜け先制。22分にはNO8トマシ ソンゲタがキックチャージからゴールへ力走し、28分にはCTBショーン・トレビーがインターセプトからトライを決めるなど、21-3とリードして主導権を握った。
追うキヤノンは、46分(後半6分)にCTBジェシー・クリエルのブレイクスルーからWTBマイケル・ボンドのトライが生まれ、52分にはFBホセア・サウマキもフィニッシャーとなり、SO田村優がブーツで加点し7点差とした。
が、ホンダは60分、相手がディフェンスで詰めてきたところをCTBクリントン・ノックスがかわして抜け、FLポール・スクーマンのトライを演出。75分にはLOミロ デビッドの力走などで作ったチャンスをCTB渡邉弐貴がフィニッシュし、キヤノンを突き放した。
これで両チームとも2勝3敗。ホンダは勝点10となり、キヤノンは勝点9から伸ばすことはできなかった。
16日には、クボタスピアーズ×日野レッドドルフィンズ(東京・江東区夢の島競技場)、三菱重工相模原ダイナボアーズ×NECグリーンロケッツ(神奈川・相模原ギオンスタジアム)の2試合がおこなわれる。