「スタジアムで待ってるよ。」TL必見選手たち(3)
次は、トップリーグ。ラグビーワールドカップで沸騰したラグビー熱を引き継ぐ、日本最高峰リーグが始まる。1月12日に開幕するジャパンラグビートップリーグ、16チームの必見選手、指揮官を紹介していく(全3部)。*本編はラグビーマガジンでも紹介
1月12日(日)
東芝ブレイブルーパス vs サントリーサンゴリアス 14:00 秩父宮
東芝ブレイブルーパス
FLリーチ マイケル
日本代表のみならず、日本ラグビーのリーダー。ワールドカップ終了後、実戦からは離れているが、年末にモード切り替え。ロッカールームの代表関連のものを整理し、’09年度以来のトップリーグ優勝を目指す。トップリーグ2020より、ニュージーランド代表主将を務めたトッド・ブラッカダー氏が監督に就任。FL德永祥尭、SH小川高廣を共同主将に任命するなど、チーム改革を進めている。
サントリーサンゴリアス
ミルトン・ヘイグ監督
日本代表選手を多く擁し、優勝候補にも名前が挙げられるサントリーサンゴリアスは、新指揮官のもとで頂点を目指す。ミルトン・ヘイグ監督は「サンゴリアスが世界的なクラブになるための基礎を整えていく」と話す。2011年からジョージア代表の監督に就くため母国・ニュージーランドを離れ、同代表を2015年のワールドカップで2勝するチームに育て、先の日本大会でもウルグアイから勝利、豪州に善戦と存在感を示した。その手腕をトップリーグで発揮するにあたり、「世界的な選手たちが何人もいる。代表を率いるのとは違い、チームや個々の選手たちが成長する姿を毎日、長く見続けられるのが楽しみ」と話す。かつてサンゴリアスを率い、現在はイングランド代表を指導するエディー・ジョーンズとは長く親交を持ち、今季はディレクターオブラグビーと監督の間柄でサンゴリアスを上昇させる。