国内
2020.01.02
決勝で再会。ワセダとメイジの主将対談
――大学選手権で勝ち切るためには、おふたりのプレーも重要になってきます。斎藤主将は、40日間でどう成長していきたいですか。
齋藤 大学選手権が終わってからはサンウルブズに合流予定ですが、今のままでは上のレベルでは通用しないと痛感しています。正直なところ、早明戦では普段とは違うプレッシャーを感じながらプレーをしていたんです。
――チームだけではなく、斎藤主将の現在地もあぶり出されたというか…。
齋藤 そうなんです。幸い、40日間でまだ成長できるチャンスがあるので、なんとか自分の成長がそのままチームの成長につながるように、ひとつひとつの練習を意識していきたいです。
**本編はラグビーマガジン2月号に掲載**
取材が行われたのは早明戦直後の平日、新宿にて。新宿へは「仲間と飲みにくることもあります」と明大・武井。早大・齋藤は「ほとんど来る機会がありません」。シーズンの重要な時期にも関わらず、二人がこのような取材に応じてくれたのは、ラグビーファン、両校互いへの敬意からに違いない。
対談中もその前後も、武井は穏やか、齋藤はにこやかで、二人とも落ち着いた印象だった。ピッチではどのように化けるのか。早明が決勝で対決するのは、なんと23年ぶり。帝京連覇時代、関東学院と早大のライバル時代を超えての、頂上決戦となる。