ワールドカップ 2019.11.25

RWC2019キャンプ地で使用されたトレーニング機器ブランド”BULL” & 太田千尋 日本代表S&Cコーチ スペシャルインタビュー

ラグビーワールドカップ2019において日本全国50か所以上のキャンプ地で使用された株式会社ザオバのオリジナルトレーニング機器ブランド「BULL」。そして日本代表のトレーニングをサポートする太田千尋S&Cコーチに躍進の理由を聞いた。

[ 編集部 ]
RWC2019キャンプ地で使用されたトレーニング機器ブランド”BULL” & 太田千尋 日本代表S&Cコーチ スペシャルインタビュー
秩父宮ラグビー場

 世界中が熱狂したラグビーワールドカップ2019に出場する20か国が、大会前から開催期間中にわたり日本全国50か所以上のキャンプ地でトレーニングをおこなった。
 そのキャンプ地で、各チームの万全な準備をサポートしたのが、株式会社ザオバのオリジナルトレーニング機器ブランド「BULL」だ。

 創業22周年を迎えたトレーニング機器メーカーの株式会社ザオバは、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会から、キャンプ地トレーニング機器調達業務を請け負った。
 それにともない、オリジナルブランド「BULL」が、全国各地50か所以上のキャンプ地に、約8,000以上設置され、ワールドカップ出場の20か国の約600人の選手のトレーニングに使用された。
「BULL」はラグビー日本代表にも2013年からキャンプ地などで使用されている実績もあり、史上初のベスト8と大躍進した日本代表チームの大柄な外国人選手にも負けないフィジカル強化に大きく貢献した。

 ジャパンブランドである「BULL」は、「超えていく人とともに創る」をブランドコンセプトに、「安全・堅牢・機能的」の三原則を基に生まれた株式会社ザオバのオリジナルトレーニング機器ブランドとして、これまで多数のスポーツチーム、学校、ジムなどに導入。
 2015年から2018年までは、ラグビーをはじめ学生スポーツチームの合宿地である長野県の菅平高原に「BULLトレーニングブース」を設置。アスリートにトレーニング環境を無償提供。現在では⻑野県上⽥市がスポーツ振興・地域産業活性化の⽬的で2018年9⽉1⽇にオープンした菅平⾼原アリーナに「BULL」トレーニング機器を寄贈。イタリア代表チームも本⼤会前のキャンプ地として使⽤した。
 このような株式会社ザオバのラグビー競技への貢献が認められ、キャンプ地へのトレーニング機器調達業者への選定、「BULL」のトレーニング機器の設置に⾄った。
 今後は、ワールドカップレガシーとして、レンタルで使⽤された機材の⼀部を、国内外のトレーニング施設や、復興支援として、今回台風等で被災した地域などに寄贈予定。今後もこのような活動を通じ、スポーツに関わる全ての⼈々と共にスポーツ⽂化の発展に貢献していく。

ハイパフォーマンスジム別府
辰巳の森海浜公園ラグビー練習場
■設置機材一覧
・パワーラック
・プラットフォーム
・ハードクロームオリンピックシャフト
・NEWアジャスタブルベンチ
・フラットベンチ
・バンパープレート
・ラバープレート
・ダンベル5KG ~ 70KG
・レッグプレス
・レッグエクステンション
・レッグカール
・デュアルアジャスタブルプーリー
・グルートハムベンチ

株式会社ザオバ
〒260-0824 千葉県千葉市中央区浜野町576-1
TEL: 043-305-0212  FAX:043-305-0213 
BULLサイト:www.bull-samurai.com
facebook:www.facebook.com/bull.samurai/
twitter:@BULL_zaoba
instagram:@bull_training

 榎宮 伸幸
株式会社ザオバ
ラグビーワールドカップ2019プロジェクトリーダー
大阪工大高(現:常翔学園)→流経大。高校・大学はラグビー部に所属し、大学では今回日本代表としてプレーした中島イシレリ選手と同級

太田千尋日本代表S&Cコーチのインタビューは次のページへ。

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