ワールドカップ 2019.10.11

「ティア1相手に鬼になる」闘志みなぎらせるリーチ主将

「ティア1相手に鬼になる」闘志みなぎらせるリーチ主将
4試合連続出場のリーチ。ジャパンの精神的支柱はこの試合で再び、キャプテンシーを担う(撮影:松本かおり)

 13日に行われるスコットランド戦、ゲームキャプテンとして出場するリーチ マイケル主将は不退転の決意を口にした。ジェイミー・ジョセフHCがメンバー発表会見で読み上げた「キャプテン」は、リーチ マイケルの名前の後についた。キャプテンとしての先発は、開幕のロシア戦以来になる。

「これまでゲームキャプテンを変更したのは、リーチに多大な負担がかかり、パフォーマンスが上がらなかったから。だが本調子になってきた」(ジョセフHC)

 リーチ本人にもその自覚はあった。

「1、2試合目、調子が上がらなかった。調子戻ってきて、先頭に立って引っ張れるようになってきたので、戻してくれました」

 WTB福岡堅樹、FBウィリアム・トゥポウも負傷が癒え、先発に戻ってきた。

「福岡はアイルランド戦で試合に出たが、まだ万全ではなかった。彼はフェラーリのように扱わなくては。今は絶好調。トゥポウもアイルランド戦で使いたかった選手。実力を発揮してほしい」(ジョセフHC)

 一方、アイルランド戦で負傷したNO8アマナキ・レレィ・マフィはメンバーから外れた。

「4か月前なら、彼が先発にいないことは考えられなかっただろう」とジョセフHC。開幕から好調の姫野和樹がNO8の座をがっちりとつかんだ。 

ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ、勝負のプール最終戦へ(撮影:松本かおり)

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