ワールドカップ 2019.10.11
「ティア1相手に鬼になる」闘志みなぎらせるリーチ主将

「ティア1相手に鬼になる」闘志みなぎらせるリーチ主将


 日本にとっては決勝トーナメント進出を賭けた一戦、そして前回大会の借りを返す相手でもある。

 リーチ主将は、サモア戦直後のTVインタビューで「ボコりたい」と答えたことを聞かれ「勝って、内面的なことを言ってしまった。個人的に2回負けてるので。ティア1に勝つためにやさしい気持ちは必要ない。言葉に出てしまったけど、ティア1相手には鬼にならないと」

 アイルランド、サモア戦とリザーブからの出場で、今大会初先発となった福岡は、「リザーブとしてインパクトも出せたが、スタメンはより一層チームのためにチャンスを作れる」と白い歯を見せた。福岡にとっては、この大会が最後のW杯。記憶に残るトライをとりたいか聞かれると「誰のトライでも起点になるようなプレーが出来て、それで記憶に残れば」とフォアザチームのコメント。

ワールドカップ先発は2度目。2015年のスコットランド戦以来となる福岡堅樹(撮影:松本かおり)

 台風19号通過後とあって、強風が予想されるが、「気をつけるのは相手が蹴ってくるときの立ち位置。自分が蹴るときは風に乗るのか、風を切るのかの選択が重要」とした。

 台風の影響によっては中止の可能性もあり、そうなると日本が初の決勝トーナメント進出となるが、ジョセフHCは「日本ラグビーにとっては良いことかもしれないが、このチームにとっては良いことではない」と、あくまでもスコットランドに勝って進むことを強調した。チームにとって最大のターゲットであるスコットランド戦は13日19時45分キックオフ。

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