南アフリカ代表が目の前に。ワールドカップ直前、鹿児島へ。
ワールドカップが近づくのを指折り数えて待っているのは試合開催地の人たちばかりではない。全国各地のキャンプ地の人たちも、ワクワク、そわそわ。胸の高鳴りが日ごとに高まっている。南九州、鹿児島の人たちも南アフリカ代表が現地入りする日を心待ちにしている。
波の音を聞きながらポッカポカ。山川砂むし温泉「砂湯里」
鹿児島の南部は牧歌的。時間の流れがゆっくりしている。山川砂むし温泉「砂湯里」もそんな場所。「伏目温泉」を利用した砂むし場で、ふるくから天然の砂むし場として地元の人たちに愛されてきた。波打ち際に横になって砂をかけてもらえば、約10分程度で汗が吹き出し、デトックス効果抜群。波の音を聞きながらの砂浴で心身ともにリフレッシュ。
INFORMATION
山川砂むし温泉「砂湯里」(やまがわすなむしおんせん さゆり)
鹿児島県指宿市山川福元3339-3
詳しくはこちら(http://ppp.seika-spc.co.jp/healthy/)
グルグル回る。ツルツル入る。唐船峡そうめん流し
ログハウスのようで、ビアホールみたいな開放的な施設。夏には、ここで涼を取る人が多い。市営の唐船峡そうめん流しは、昔から、県民に深く愛されている。
特徴的なのは、エンタメ性あふれる「回転式」の器械だ。昭和30年代に当時の助役が発想し、メーカーと力を合わせて誕生させたもの。現在は二段式で時計回り、反時計回りに回転するものもあり、これだと右利きにも左利きにも便利で、楽しさも倍増だ。
平成の名水百選にも選ばれた唐船峡京田湧水と小豆島産の麺を使ったそうめんだけでなく、鯉のあらいやマスの塩焼きも美味。家族連れやグループで楽しむのに最適だ。
INFORMATION
指宿市営 唐船峡そうめん流し(いぶすきしえい とうせんきょうそうめんながし)
鹿児島県指宿市開聞十町5967
詳しくはこちら(http://www.ibusuki.or.jp/eat/somen/ibusukicity/)
優雅な空間。タイムスリップ。知覧武家屋敷庭園
鹿児島の小京都と呼ばれるのが知覧だ。江戸時代中期に作られた武家集落のひとつ。折れ曲がった本馬場通りに沿って並ぶ石垣と生垣からなる景観は素晴らしく、その価値は高い。落ち着いた空気が数百年前にタイムスリップさせる。
1981年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。7つの庭園は庭園文化の伝播を知る上でも貴重なものとされている。
INFORMATION
知覧武家屋敷庭園(ちらんぶけやしきていえん)
鹿児島県南九州市知覧町郡13731-1
詳しくはこちら(http://chiran-bukeyashiki.com/)
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