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2019.08.01
南アフリカ代表が目の前に。ワールドカップ直前、鹿児島へ。
ワールドカップが近づくのを指折り数えて待っているのは試合開催地の人たちばかりではない。全国各地のキャンプ地の人たちも、ワクワク、そわそわ。胸の高鳴りが日ごとに高まっている。南九州、鹿児島の人たちも南アフリカ代表が現地入りする日を心待ちにしている。
ワールドカップが「最高!」なのはわかっている。世界のラグビー国が4年をかけて、全力の準備を積んで集うのだ。進化途中の国たちの、全身全霊のチャレンジも見られるのだから全48試合が間違いなしだ。
ピッチの上の熱い攻防が約束されている大会がワールドカップ。だけど、楽しみはそれだけではない。世界の一流選手がやってくる。地球のあちこちからファンも足を運ぶ。是非、同じ時間を過ごしたい。その機会を得るのにチャンスなのが、キャンプ地を訪れることだ。
公認キャンプ地。事前キャンプ地。どちらも、世界と触れ合う絶好の機会だ。例えば九州、鹿児島市。こちらはワールドカップで2度の優勝を誇る南アフリカ代表の事前キャンプ地であり、公認キャンプ地にもなった。9月6日、埼玉・熊谷で日本代表とのウォーミングアップゲームを終えた後、翌日から大会前の最終調整をおこなう。滞在中には、地元の人たちとの交流イベントなども開かれる予定だ。
鹿児島の人たちは幸せだ。試合を見るだけでは知ることができないチームに漂う空気を吸い、選手たちの素顔を知ることができるのだから。
ただ、それは住民だけの特権ではない。チーム滞在時に現地を訪れれば市民同様、チームと会える。チームは鹿児島サンロイヤルホテルに宿泊し、周辺施設の白波スタジアム(鴨池陸上競技場)、鴨池公園水泳プール、鴨池ドーム(多目的室内運動場)を使用する。 白波スタジアムにおいて、9月9日と12日の15時10分~16時10分にオープントレーニングを2回開催。9日にはオリジナルTシャツプレゼント。12日には公開練習後に選手サイン会&写真撮影会を実施予定。どちらも、世界を身近に感じられる。
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