海外
2019.06.22
アルゼンチンのジャガーズが初のスーパーラグビー4強入り! 準々決勝でNZチーフス下す
アルゼンチンのジャガーズがスーパーラグビー参戦4年目で初のベスト4入りを果たした。2019年大会、南アフリカ・カンファレンスを制し第2シードでプレーオフに進んだジャガーズは、地元ブエノスアイレスのエスタディオ・ホセ・アマルフィターニで現地時間6月21日、ニュージーランドのチーフスと準々決勝を戦い、21-16で競り勝った。
試合開始早々、敵陣深くでのターンオーバーから先取点を奪ったジャガーズ。その後、2回優勝したことがあり、8年連続プレーオフ進出となった経験豊富なチーフスに逆転され、スクラムでは劣勢だったが、堅い守りでプレッシャーをかけ続け接戦に持ち込んだ。
8点ビハインドの51分(後半11分)にWTBマティアス・モロニがチーム2つ目のトライを挙げ、SOホアキン・ディアス・ボニーシャがコンバージョンを含め3連続ショットを決めて逆転、5点リードに。
終盤、チーフスに攻め込まれたが耐え、最後も規律よく辛抱して守り切り、歓喜となった。
日本チームのサンウルブズとともに2016年からスーパーラグビーに参戦しているジャガーズは、チームのほとんどがアルゼンチン代表キャップ保持者で、デビューイヤーから上位進出が期待されたが、1年目は4勝11敗で13位、2年目は7勝8敗で10位と苦しんだ。しかし3年目だった昨年、レギュラーシーズンを9勝7敗と勝ち越し、初めてプレーオフに進出(準々決勝敗退)。南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの強豪相手に挑み続けて力をつけ、4年目で初の4強入りを果たした。
準決勝もホームで迎え、ブランビーズ(オーストラリア)×シャークス(南アフリカ)の勝者が相手となる。