国内
2019.06.21
トヨタ自動車ヴェルブリッツ、部員逮捕でトップリーグカップ出場辞退。
トヨタ自動車ヴェルブリッツは6月21日、所属部員の樺島亮太選手が麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、あすから始まるトップリーグカップの出場を辞退すると発表した。
改めてお詫びし、警察の捜査に対して全面的に協力していくとともに、当該部員に対しては捜査の状況を踏まえ厳正に対処するとのこと。
「今回の事態を厳粛に受け止め、日々の運営と部員に対する指導を根本から見直し、再発防止に向け全力で取り組んでまいります。加えて、捜査に対する全面的な協力への責務を果たすためにも、6月22日から開幕するトップリーグカップ2019の出場を辞退いたします。開幕直前のこのタイミングでの辞退となったことに対し、これまで応援いただきましたファンの皆様ならびに関係各方面には、多大なるご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」とコメントした。
トップリーグカップ2019は、トップリーグの16チームとトップチャレンジリーグの8チーム、計24チームが参加する初の合同大会で、6月22日~8月10日の日程で開催。大会方式は、24チームを4つのプールに分け、各プール1回戦総当たりのプール戦および各プールの1位による決勝トーナメントをおこない、優勝チームを決定するというもの。開幕節、トヨタ自動車は23日に岩手・いわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦することになっていた。
トヨタ自動車の出場辞退に伴い、関連するプール戦5試合は開催中止が決定。対戦チームは不戦勝となり、勝ち点5が与えられる。