その他 2019.03.26

「ラグビー×音楽」。3組のミュージシャン+2選手+1匹による祝祭、初開催。

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「ラグビー×音楽」。3組のミュージシャン+2選手+1匹による祝祭、初開催。
「Rugby Music Junction Vol.1」出演者一同。写真左から川村慎、寺田有希、村田匠(カルナバケーション)、田中美里、ラガマルくん、稲橋良太(以上敬称略)



 きたる世界的祭典を迎えるための、音楽による「前夜祭」。そんな一大イベントが晴れて産声を上げた。

 ラグビーワールドカップ日本大会開幕まで180日、あと約半年という節目の日となった3月24日(土)、3組のミュージシャンと1体のマスコット、そして2名のラグビー選手たちによる音楽のラグビーイベント「Rugby Music Junction Vol.1」が開催され、会場はラグビーファンのみならず音楽ファンによって全席が埋め尽くされた。

 ラグビーワールドカップ日本大会と来年以降に向けて、音楽からラグビーを盛り上げていこうという趣旨のもと東京・築地のブルームードで開催された今回のイベントは、歌手で女優の寺田有希さん、歌手の田中美里さん、大型バンドのカルナバケーションがそれぞれのオリジナルラグビーソングを披露。舞台転換の合間にはクボタスピアーズのFL稲橋良太選手(ジャパンラグビートップリーグ・リーダー会議代表)、NECグリーンロケッツのHO川村慎選手(日本ラグビーフットボール選手会・副代表理事)の両選手がラグビーにまつわるトークを展開し、終始笑顔と歓声に包まれたイベントとなった。

 イベントのオープニングを飾ったのは寺田有希さん。全国各地で展開中の「ストリートラグビー」の公式応援ソング「さあ いこう」をはじめとする5曲で、トップバッターとして最初に会場を盛り上げた。

 稲橋、川村両選手による軽妙なトークコーナーを挟んで、府中市と調布市のラグビー応援アンバサダーを務めるラガマルくんが登場。主催者の一員であるカルナバケーションのボーカル村田匠さんが書き下ろしたテーマソング「ラガマルくんのうた」を初披露する。

 再び2選手のトークを挟み、次は田中美里さんが登場。JSPORTSのラグビー中継のテーマソングとしておなじみ「Go Foward」やドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」など5曲を歌い上げ、場内のボルテージは一気に高まっていった。

 そして、トリを務めたのは村田匠さん率いるカルナバケーション。「ワールド・イン・ユニオン」のインストバージョンに始まり、BS朝日「ラグビーウィークリー」のエンディング曲「だれも知らない」やトップリーグ試合終了後のテーマ曲「声あつめて」などの演奏で会場の盛り上がりは最高潮に達し、最後は出演者全員によるラグビーソングメドレーで3時間にわたる公演を締めくくった。

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