セブンズ 2019.03.03

USAセブンズ 日本はチリ倒すもケニアに敗れ13位以下トーナメントへ

[ 編集部 ]
USAセブンズ 日本はチリ倒すもケニアに敗れ13位以下トーナメントへ
チリ戦、突破した副島をサポートし先制トライを挙げた小澤(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)

「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2018-2019」の第5ラウンド、ラスベガス大会(アメリカ)に出場している男子セブンズ日本代表は、大会2日目(現地時間3月2日)、プールCの最終戦で招待チームのチリを19-7で下し今大会初勝利を挙げたが、チャレンジトロフィー準々決勝でケニアに15-28で敗れ、最終日は13位以下のトーナメントに進むこととなった。

 チリ戦は、共同主将の副島亀里ララボウ ラティアナラと小澤大がプレーでも引っ張って先制し、リサラ シオシファや小山大輝も躍動、終盤には18歳の石田吉平がワールドセブンズシリーズ初トライを決め、勝利をつかんだ。

 しかし、それから約2時間後におこなわれたチャレンジトロフィー準々決勝は、前半をリードしたものの、後半に疲れが出たか、逆転負けを喫してしまった。
 序盤にリサラのビッグゲインからチャンスとなって先制し、4分には本村直樹が左外で3人のタックラーを振り切ってトライを決め、6分には副島も5点を追加し、15-7で折り返した日本。
 しかし、コアグループ残留争いのライバルでもあるケニアは、ラスベガスに足を運んだ多くのサポーターの声援を受け、後半早々に得点して点差を詰めた。
 その後、反則を犯してしまった野口宜裕が2分間の退出を命じられ、日本は数的不利の時間帯に逆転されてしまう。流れを変えたケニアは終盤にもトライを奪い、日本にとっては悔やまれる敗戦となった。

 大会最終日(日本時間3月4日)、日本は13位以下のトーナメントにまわり、同準決勝でウェールズと対戦する。

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