海外
2017.01.26
パナソニックの児玉健太郎、スーパーラグビーの豪・レベルズ加入!
オーストラリアのメルボルンを本拠地とするスーパーラグビーチームのレベルズは26日、パナソニック ワイルドナイツに所属するWTB/FB児玉健太郎が2017シーズンへ向けて加入すると公式に発表した。
昨年は日本チームのサンウルブズに追加招集され、最終節のシャークス戦で途中出場しスーパーラグビーデビューを果たした児玉だが、本格挑戦となる2017年は海外へ飛んでさらなる成長を目指す。
過去にはHO堀江翔太(パナソニック)、CTB/WTBマレ・サウ(ヤマハ発動機)、PR稲垣啓太(パナソニック)、FB/CTB/WTB松島幸太朗(サントリー)も在籍したレベルズ。今季は日本代表のNO8アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)も新加入することが決まっており、ジャパン旋風が期待される。
今月28日に25歳の誕生日を迎える児玉は、パナソニック2年目だった2015−2016シーズン、トップリーグの順位決定トーナメントと日本選手権で11番をつけて2冠獲得に貢献。その後、春のアジアラグビーチャンピオンシップで日本代表入りし、初キャップとなった4月30日の韓国代表戦では5トライを挙げて鮮烈なデビューを果たしていた。
レベルズのバックラインにはオーストラリア代表のユーティリティBKリース・ホッジ、WTB/CTBセファナイア・ナイヴァル、WTBドム・シッパリー、さらにラグビーリーグ(13人制)のスターだったWTBマリカ・コロインベテもおり、競争は激しい。しかし、バーデン・スティーブンソンGMは「ケンタローは日本ラグビーのライジングスター。彼のスピードとトライへの嗅覚は我々のバックラインに深みをもたらし、より充実させるだろう」と期待している。
児玉は「メルボルン・レベルズで挑戦する機会をいただき、とても感謝しています。世界のベストプレーヤーたちから学んで、ゲームに参加するのが楽しみです」と、チームを通じて意気込みを語った。