国内
2016.12.10
法政大と日本大が降格免れる。摂南大と関西大も最上位リーグに残留決定。
関東大学リーグ戦1部・2部入替戦が10日、埼玉・熊谷ラグビー場Bグラウンドでおこなわれ、今季1部リーグに所属していた法政大と日本大がともに勝ち、降格を免れた。
1部7位だった法政大は2部2位の立正大と対戦し、前半を12−11と競ったものの、後半に4連続トライで突き放し、40−16で制した。
1部最下位だった日本大は2部優勝チームの山梨学院大とぶつかり、40−35で勝利。2点ビハインドの62分(後半22分)にWTB竹澤正祥のトライで逆転すると、67分にはWTB竹澤が右大外を突破しサポートしたFB林弘樹が自陣からゴールへ独走。72分にもFB林がフィニッシャーとなってリードを広げた。山梨学院大はその後2トライを返し5点差に詰めたが、ロスタイムの攻防で逆転劇は生まれず、ファイナルホイッスルで歓喜したのは日大だった。
同日、京都・宝が池球技場では関西大学A・Bリーグ入替戦がおこなわれ、こちらも今季最上リーグに所属する2チームが残留を決めている。
Aリーグで最下位だった関西大はBリーグ全勝優勝の大阪体育大と対戦し、追う展開となったが、後半、PR後藤拓也のトライ(コンバージョン成功)とFB竹中太一のPGで10−10と追いつき、そのまま同点で試合終了。大会規定により、上位リーグ所属の関西大がAリーグ残留となった。
今季Aリーグ7位だった摂南大はBリーグ2位の龍谷大を27−12で下し、来季もAリーグで戦うことが決まった。
法政大(オレンジ)は立正大のチャレンジを退け1部リーグにとどまった(撮影:松本かおり)