国内 2016.01.09

仙台高専名取キャンパスが3連覇達成。第46回全国高等専門学校大会制す。

仙台高専名取キャンパスが3連覇達成。第46回全国高等専門学校大会制す。
劇的な勝利に全身で喜びを表現する仙台高専名取キャンパスの選手たち。
(撮影/新屋敷こずえ)

 第46回全国高等専門学校大会(通称高専大会)決勝は1月9日、兵庫県神戸市の神戸ユニバ記念陸上競技場であり、仙台高専名取キャンパス(東北第1代表)が奈良高専(近畿代表)との国立校対決を25−24と1点差で制し、3連覇を達成した。
 仙台は前身となる宮城工専時代を含めると史上最多となる13回目の優勝になる。

 試合はロスタイムに入った後半36分、奈良LOの小銭瞭介がラックサイドを突きトライ。WTB中村優太のゴールキックも決まって20−24と逆転に成功した。しかし、仙台はラストワンプレーから魅せる。キックオフのボールを再確保すると2つのPKをはさみ、奈良ゴール前まで前進。最後はWTB佐藤諒太がインゴール右隅に飛び込み、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

 仙台・柴田尚都監督は「勝ててほっとしました。最後はワールドカップのジャパンみたいでしたね」と安どの表情を浮かべた。
 仙台の3連覇は宮城工専時代の29〜31回大会(1999〜2001年)に次いで2度目。来年は高専史上初の4連覇の期待がかかる。

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ラストプレーで決勝トライを決めた仙台高専WTB佐藤諒太。
(撮影/新屋敷こずえ)

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