セブンズ
2015.11.08
男子セブンズ日本代表、またも完封勝ちで「負けたら終わり」の戦いへ。
思い切りのよい走りでトライも決めた後藤輝也。(撮影/松本かおり)
またも完封勝ちだった。リオ五輪の男子セブンズ・アジア予選のプールA、初日の3試合をすべて完封勝ちした男子日本代表は、2日目初戦の中国戦にも34-0。結果、プールAでの1位が決まってカップトーナメントの準決勝進出が決まった。いよいよ、負けたら終わりの戦いだ。
大勝したとはいえ、立ち上がりはパワーのある中国もよく攻めた。日本の攻撃も簡単にはフィニッシュまで持っていけず、彦坂匡克の先制トライは3分過ぎだった。
しかし、総合力で大きく上回る日本は着々と点差を広げた。安定した攻守は乱れず、最後まで相手にトライラインを越えさせなかった。
瀬川智広ヘッドコーチは、「少しバタバタしたところはありましたが、一人ひとりのタックルがしっかりしていました。攻撃では、我々の動かしたいテンポでボールを動かせないところもあった」と気を引き締めて、「次の試合からはベストメンバーでいく。1点差でもいいから勝つゲームを」と締め括った。