セブンズ 2015.11.08

サクラセブンズ、リオ五輪予選2日目初戦も好調発進。グアムに53-0。

サクラセブンズ、リオ五輪予選2日目初戦も好調発進。グアムに53-0。
軽快に走り続けた加藤慶子。(撮影/松本かおり)

 大会2日目、全体スケジュールの第1試合。午前9時15分という時間のキックオフにも立ち上がりから全開だった。
 リオデジャネイロ五輪の女子7人制ラグビーアジア予選、第1戦・香港大会の2日目。初日を3戦全勝で終えた女子セブンズ日本代表、サクラセブンズは、2日目初戦の対グアムで53-0と大勝した。

 大きな実力差のある相手。それでもサクラセブンズが高い集中力で戦えたのは、先発に、昨日は途中出場が続いた選手たちが並んだからだ。秘めたエナジーを爆発させた。
 横尾千里、加藤慶子、鈴木陽子らが躍動した。前半1分過ぎ、先制トライを挙げたのは加藤。左隅にボールを置くと、チームのトライショーが始まる。鈴木陽子も鋭くギャップを突き、横尾が下働きとつなぎ役でいい味を出す。浅見敬子ヘッドコーチは、「もともと力のある人たち。期待通りのものを出してくれた」と高い評価を与えた。

 総当たり戦の残り、中国戦と順位決定戦を残すサクラセブンズ。すでに2敗しているとはいえ、ライバルで、高い実力を秘める中国を倒して、11月28日、29日の東京ラウンドを少しでも有利に戦いたい。その気持ちと準備は十分高まっている。

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