ベルギーが香港セブンズ初参加! 招待枠でワールドシリーズに挑む
(Photo: Manuel Queimadelos / PSI for HKRFU)
記念すべき第40回大会を迎え、3日間で約12万人の観衆が熱狂するといわれる香港セブンズ(3月27〜29日開催)の参加チームが、1月23日に香港ラグビー協会から発表された。
セブンズワールドシリーズ部門の招待枠に入るのはベルギー。同国が香港セブンズに出場するのは初めてで、1976年からの大会史において、57番目の参加国(地域)となる。ベルギーは、コアチーム(世界トップ15)の南アフリカ、フィジー、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、イングランド、サモア、スコットランド、アメリカ、ウェールズ、フランス、カナダ、ポルトガル、ケニア、そして日本とともに、世界最高クラスのステージに挑む。
ホストチームの香港代表は、来季のコアチーム入りをかけた昇格予選に参戦する。こちらには世界6地域の12チームが出場することになっており、アジアからは香港と韓国がチャレンジし、ロシア、スペイン(欧州)、パプアニューギニア、トンガ(オセアニア)、ジンバブエ、チュニジア(アフリカ)、メキシコ、ガイアナ(北米・カリブ)、ウルグアイ、ブラジル(南米)とともに激闘を繰り広げる。
両部門とも、プール分けは2月16日に決まる予定。
2014-2015シーズンのセブンズワールドシリーズには、2016年リオデジャネイロオリンピックの出場権(12枠中の4枠)がかかっており、ウェリントン大会(ニュージーランド/2月6〜7日)、ラスベガス大会(アメリカ/2月13〜15日)に続く、第6ラウンドの香港大会が例年以上に熱くなるのは必至だ。第7ラウンドの東京セブンズは4月4〜5日に秩父宮ラグビー場で開催され、グラスゴー大会(スコットランド/5月9〜10日)、ロンドン大会(イングランド/5月16〜17日)を経て、最終順位が決まる。
なお、今季コアチームのなかでシーズン最下位になったチームは降格となるため、3戦を終えて唯一、獲得ポイントが一桁(3点)の日本には巻き返しを期待したいところだ。