コラム 2015.01.23

世界の高給ラグビーマンたち。 ダン・カーターの次はマット・ギタウ。

世界の高給ラグビーマンたち。
ダン・カーターの次はマット・ギタウ。
 各国代表選手のワールドカップ後の欧州クラブ行きが相次いで報じられている。NZ代表SOダン・カーターが仏、ラシン・メトロと結んだ史上最大級の大型契約(100万ポンド/約1億7800万円)が話題になったが、昨年末に英「The telegraph」紙が世界の高給ラグビーマントップ10を報じている。

 同記事では、「2015年のワールドカップが終わったらダン・カーターが世界最高級のプレーヤーになる」と報じ、それに続く9人を紹介している。
 カーターに続くのは元ワラビーズ、現在はトゥーロンで活躍するSO/CTBマット・ギタウだ。2014年9月に、これまでより厚遇の契約を手にした。3位はウエールズ代表のFBリー・ハーフペニー。ウエールズ選手としては過去最高額の契約をトゥーロンと結び、カーディフ・ブルーズを離れた。
 仏クラブとの大型契約の中、4位に食い込んでいるのがCTBサム・バージェスだ。ラグビー・リーグのサウスシドニー・ラビトーズでプレーしていたイングランド出身のバージェスは、英・プレミアシップのバースとの大型契約を機にラグビー・ユニオンへ転向した。

 アイルランド選手としてトップとなったのは、同代表の司令塔として活躍するジョナサン・セクストンだ。仏トップ14のラシン・メトロとの契約で大金を得た。しかしセクストンは、2014-2015シーズン後には母国のレンスターに戻る予定だ。
 南ア勢では、お馴染みのWTBブライアン・ハバナがトゥーロンと年俸8450万で契約している。フランス選手のトップは同国代表キャップ56を持つSHモルガン・パラ。地元のファンやメディアに愛され、2009年シーズンからクレルモン・オーヴェルニュでプレーを続けている。

<高給ラグビーマン TOP10>
1. ダン・カーター(ラシン・メトロ) 約1億7800万円
2. マット・ギタウ(トゥーロン) 約1億2460万円
3. リー・ハーフペニー(トゥーロン) 約1億680万円
4. サム・バーシェス(バース) 約8900万円
5. ジョナサン・セクストン(ラシン・メトロ) 約8800万円
6. ブライアン・ハバナ(トゥーロン) 約8450万円
7. モルガン・パラ(クレルモン・オーヴェルニュ) 約7760万円
8. ティエリ・デュソトワール(トゥールーズ) 約7264万円
9. バッキース・ボタ(トゥーロン) 約6924万円
10. ジェイミー・ロバーツ(ラシン・メトロ) 約6764万円

※ 為替レートは、1ポンド=178円(2015年1月23日現在)で計算。

■写真:海外クラブへの移籍を決断し、ビッグマネーを手にしたオールブラックスのダン・カーター。(Photo:gettyimages)

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『Show Me the MONEY! 一流ラグビー選手はお金持ち』 ※ 2012年7月5日の記事
http://rugby-rp.com/column.asp?idx=102569&page=3&code_s=10061001

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