トヨタ自動車　ゲーム主将のＳＯ文字が「楽な立ち位置に」

　日本最高峰のトップリーグで昨季6位のトヨタ自動車は、24日、京都・西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で同7位のキヤノンとの今季初戦に挑む。負傷とされるFL吉田光治郎主将に代わり、SO文字隆也がゲーム主将を務める。

　会場のある京都で生まれ育ち、同・伏見工を経て法大主将を務め、トヨタには入社5年目だ。身長173センチ、体重82キロ。守備網に近い位置で球をもらい、受け手が前進する先へ柔らかいパスを放つ司令塔だ。昨季途中から先発に定着し、「チーム内の立ち位置としても、楽なところにいさせてもらっている」という。

「ファーストステージでベスト4に入らないと先に進めない。その後、優勝と、段階を踏んでいければ。個人的には試合に出続ける」

　持ち前の捕球とパスの技術で、外国人が2人先発するCTB陣を前に押し出したい。