国内
2014.08.20
V6目指す帝京大、夏の初戦で選手層の厚さ示す。次は早大戦
明治大の丹羽政彦監督に挨拶する帝京大キャプテンの流大(撮影:福島宏治)
昨季の関東大学対抗戦Aの1位で大学選手権5連覇中の帝京大は、10〜26日、長野・菅平での夏合宿をおこなっている。16日にはサニアパークで昨季の対抗戦Aで5位だった明大との練習試合を28-12で制し、選手層の厚さを示した。
雨に降られた明大戦は前半を7-12とリードを許すも、メンバーを全て入れ替えた後半に逆転勝利。岩出雅之監督は「層の厚さが生まれてくるという意味ではいいこと。後半の選手の『ひっくり返そうか』というモチベーションが高かったんじゃないですか」と淡々と振り返った。
大学選手権6連覇と日本選手権でのトップリーグ勢撃破を目指す今季の夏合宿では、「プレッシャー」をテーマに掲げている。「攻守で相手にプレッシャーをかける」と岩出監督。特定のプレーに偏らず、個々およびチームの総体的な能力を高めたいようだ。
24日にはサニアパークで、前年度は対抗戦A2位で大学選手権準優勝だった早大と激突する。
(文:向 風見也)