ユースオリンピック 男子セブンズユース日本代表は最下位
(撮影:ATSUSHI YOROI)
ラグビーの男子セブンズユース日本代表は、初めて参加したユースオリンピックでメダルを獲得することはできず、最下位に終わった。
中国の南京で19日、大会3日目となったセブンズ競技は、現地時間午前中にプールステージの最終戦がおこなわれ、男子日本はフランスに7−28で敗れた。それでも、準決勝進出の最後の枠を争っていたケニアがプール最終戦でフィジーに敗れれば、日本が4強入りだったが、ケニアはサバイバルゲームに17-12で勝利。この結果、2勝3敗で日本、ケニア、フィジーが並び、得失点差で日本の脱落が決まった。
その後、5・6位決定戦に回った日本は、それまで未勝利だったアメリカに5トライを許して12-29で敗れ、結局、最下位(6位)で大会を終えた。
なお男子準決勝は、今大会無敗のアルゼンチンがケニアに19-12で競り勝ち、プール2位通過のフランスがフィジーを34-12で下した。
決勝と3位決定戦は20日におこなわれる。
■男子セブンズユース日本代表 徳永剛 ヘッドコーチ コメント
6位になったことは残念。ただ、2日目のようにフィジカルの強い相手に対して日本らしさを出せば十分戦えることがわかった。この経験を、今後のユース世代のセブンズの強化につなげていかなければならない。ユースオリンピック競技大会という大会に出場することができ、グラウンド内だけでなく、グラウンド外でも多くのことを選手たちは学ぶことができた。この経験が2016年、2020年につながっていくと思う。
■男子セブンズユース日本代表 豊田康平 キャプテン コメント
結果はすごく悔しい。フランス戦では自分たちの流れを作れず残念な結果になってしまった。アメリカ戦では思うようにアタックできず、自分たちのラグビーができなかった。結果は仕方がないので、今回の大会で学んだ経験を生かしてそれぞれ頑張っていきたい。