国内 2014.07.23

大東大のトンガ出身ルーキー、岡 怪我を治して柔らかな走りを

大東大のトンガ出身ルーキー、岡 怪我を治して柔らかな走りを

 関東大学リーグ戦1部で昨季3位だった大東大に、今季から新たな個性が加わった。トンガ人の父と日本人の母を持つ岡新之介タフォキタウだ。関東大学対抗戦Aと関東大学リーグ戦1部の各上位3チームによる関東大学春季大会Aグループでは、WTBとして先発出場を重ねた。現在は左足首の捻挫のため控えチームで別メニュー調整中だが、「チャンピオンになるためにプレーしたい」と意気込んでいる。

 生まれ育ったトンガで約9年間、ラグビーをしてきた。ポジションは「ユーティリティ」だという。SHを初め、BKの複数ポジションをこなせるようだ。「7歳の頃」以来だという日本ではコミュニケーションの問題が考慮され、WTBでプレー。自らの長所を「アタック。サイドステップ」と語り、春季大会でも全試合に先発した。

「トンガのラグビーはパワフルでスローテンポ。日本はよりスキルフルで展開がスピーディー。大東大で日本一になって、その後はトップリーグでプレーしたい」

 当の本人は日本語と英語を交え、こう語った。2トライを奪った中大との春季大会最終戦(東京・中大グラウンド/○57−35)で負傷も、8月には復帰予定か。

(文:向 風見也)

【大東文化大ラグビー部公式サイト 岡 プロフィール】
http://www.daito-rfc.com/member_detail/id=274

 

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