東福岡が今季2冠目 全国高校セブンズ 初代王者に!
長野県のサニアパーク菅平で開催されていた「アシックスカップ2014 第1回全国高校7人制ラグビー大会」は、大会最終日の7月21日に決勝トーナメントがおこなわれ、東福岡が優勝した。
春の選抜大会に続き、今季2つ目の全国タイトル獲得となった東福岡。カップトーナメント1回戦で春日丘(愛知)を52-5と圧倒し、準々決勝では鹿児島実業に35-21で勝利。そして、東海大仰星(大阪)との準決勝を26-5で制すと、決勝では御所実業(奈良)を相手に前半3トライで大きくリードを奪い、結局、26-12で逃げ切った。
稗田新コーチは、「第1回大会で優勝できて率直に嬉しい。最終日は1日4試合でハードでしたが、7人だけでなく、登録の12人、そしてサポートで帯同してくれたプレーヤーたちのお陰で勝てた」と、チーム全員での栄冠獲得を喜んだ。
また、カップトーナメントのMVPも受賞した古川聖人キャプテンは、「初めての大会なので、優勝を獲りにいこうと思っていました。MVPに選ばれましたが、プレーでは目立っていないし、他の人が選ばれると思って拍手する準備をしていました」と、爽やかに笑った。
なお、プール戦の2位チームによるプレートトーナメントでは國學院栃木が優勝し、同校の菊池優介がMVPに選ばれた。プール戦3位チームが競ったボウルトーナメントは、沼田龍弥(ボウルMVP)などの活躍で秋田工業が制した。
■カップトーナメント1回戦
・御所実業(奈良) 45−0 高岡第一(富山)
・札幌山の手(北海道) 29−17 佐賀工業(佐賀)
・報徳学園(兵庫) 29−19 高鍋(宮崎)
・土佐塾(高知) 26−19 本郷(東京)
・東福岡(福岡) 52−5 春日丘(愛知)
・鹿児島実業(鹿児島) 35−26 深谷(埼玉)
・流経大柏(千葉) 19−7 石見智翠館(島根)
・東海大仰星(大阪) 29−12 新潟工業(新潟)
■カップ準々決勝
・御所実 28−15 札幌山の手
・報徳学園 22−0 土佐塾
・東福岡 35−21 鹿児島実
・東海大仰星 21−7 流経大柏
■カップ準決勝
・御所実 26−19 報徳学園
・東福岡 26−5 東海大仰星
■カップ決勝
・東福岡 26−12 御所実
■プレートトーナメント1回戦
・桐蔭学園(神奈川) 28−14 明和県央(群馬)
・國學院栃木(栃木) 19−10 尾道(広島)
・仙台育英(宮城) 24−10 九州学院(熊本)
・茗溪学園(茨城) 17−0 洛北(京都)
・大分舞鶴(大分) 40−19 岡谷工業(長野)
・光泉(滋賀) 33−7 平工業(福島)
・日本航空石川(石川) 21−14 四日市農芸(三重)
・長崎北陽台(長崎) 12−7 つるぎ(徳島)
■プレート準々決勝
・國學院栃木 19−14 桐蔭学園
・茗溪学園 42−5 仙台育英
・大分舞鶴 21−14 光泉
・長崎北陽台 33−7 日本航空石川
■プレート準決勝
・國學院栃木 29−17 茗溪学園
・長崎北陽台 31−17 大分舞鶴
■プレート決勝
・國學院栃木 29−14 長崎北陽台
■ボウルトーナメント1回戦
・北条(愛媛) 24−14 名護(沖縄)
・静岡聖光学院(静岡) 29−26 飯田(長野)
・秋田工業(秋田) 38−0 倉吉北(鳥取)
・和歌山工業(和歌山) 19−7 大津緑洋(山口)
・八戸西(青森) 32−0 日大山形(山形)
・若狭東(福井) 14−12 倉敷工業(岡山)
・坂出第一(香川) <不戦勝> 黒沢尻北(岩手) ※棄権
・関商工(岐阜) 26−14 日川(山梨)
■ボウル準々決勝
・北条 14−7 静岡聖光学院
・秋田工 33−12 和歌山工
・八戸西 27−0 若狭東
・関商工 34−7 坂出第一
■ボウル準決勝
・秋田工 29−12 北条
・関商工 26−21 八戸西
■ボウル決勝
・秋田工 45−7 関商工