国内 2013.02.22

明大再建へ! 丹羽監督、小村ヘッド、土佐BKコーチ 新首脳陣が就任会見

明大再建へ! 丹羽監督、小村ヘッド、土佐BKコーチ 新首脳陣が就任会見

 2月22日、明治大学は新年度ラグビー部監督に丹羽雅彦氏(44)、ヘッドコーチに小村淳氏(43)、BKコーチに土佐忠麿氏(42)の就任を発表した。任期は2年間。丹羽監督は会社に籍を置きながら、フルタイムで任にあたる。小村ヘッドコーチはキヤノンとの契約を1年残しての就任、土佐コーチは7年監督を務めた明学大を辞して母校の再建に賭ける。
 丹羽氏は吉田義人前監督と同期、北海道・羽幌高校から明大入学、WTBとして’90年度の大学選手権優勝に貢献した。卒業後は清水建設に入社、自身もプレーする傍ら16年間、明大のセレクターとして陰ながら母校に貢献してきた。
 会見で丹羽監督は「私は現場での指導経験はないので、フルタイムのコーチでお願いしました。コーチは彼ら二人しか思いつかなかった。まず明治のFWを復活させたい。それには強さとおおらかさを持った人間が必要だった。土佐コーチは、明学大で入替戦3度出場の手腕をかった。BKのベーシックをしっかり作ってほしい」。小村ヘッドコーチは「まずは一番時間のかかるストレングスに取り組みたい」。土佐BKコーチは「母校に恩返しをしたい。身を粉にして務めていきます」。
 明大が黄金時代を築いたトリオで、16年遠ざかっている大学王座の奪還を目指す。チームは2月26日より始動、新主将は圓生正義(常翔学園)が務める。


(文・森本優子)


 


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明大再建を託された新首脳陣。左から小村淳ヘッドコーチ、丹羽雅彦監督、土佐忠麿BKコーチ
(撮影:BBM)


 

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