海外 2013.02.22

田中史朗が歴史的一歩踏んだ! 日本人初のスーパーラグビー出場

田中史朗が歴史的一歩踏んだ! 日本人初のスーパーラグビー出場


tanaka


田中史朗


(撮影:BBM)


 


 


 パナソニックと日本代表で活躍してきたSH田中史朗(28歳)が、日本人として初めてスーパーラグビー出場を果たした。2013年2月22日、ニュージーランド南島のダニーデン(フォーサイスバースタジアム)で行われたハイランダーズ対チーフス戦で、ハイランダーズの20番をつけた田中は後半26分、SHアーロン・スミスに替わりフィールドイン。速いパス回しなどで奮闘し、南半球最高峰リーグに歴史的な一歩を刻んだ。


 田中は京都府出身。洛南中学校でラグビーを始め、伏見工業高校、京都産業大学を経て、三洋電機ワイルドナイツ(のちの、パナソニック ワイルドナイツ)に入部。2008年5月のアラビアンガルフ戦で日本代表デビューを果たし、2011年のワールドカップを含め、テストマッチ33試合でキャップを獲得している。昨年は、ハイランダーズの母体である古豪オタゴで9番を背負って活躍し、スーパーラグビー参戦の道を自ら切り開いていた。



 なおこの日の試合は、連覇を狙うチーフスが41−27で勝利。地元サポーターの声援を味方に、後半途中までリードしていたハイランダーズだが、ラスト20分間で2トライを奪われ、激しいアタッキングゲームとなった今季第1戦を制すことはできなかった。
 ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアから15チームが集い、南半球最強クラブを決めるこの大会。今年は7月中旬までリーグ戦が続き、各カンファレンス1位(3チーム)と、全体の順位で残り上位3チームがプレーオフに進む。


 

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