ラスベガス招待大会女子7人制 日本女子は初日2勝1敗
アメリカのラスベガスで現地時間2月8日、ラグビーの「ラスベガス招待大会」が開幕し、女子エリート7人制の部に参戦している女子7人制日本代表(Japan Selects)は、2勝1敗で初日を終えた。
日本は、第1戦でアメリカ3軍選抜(Combined Services Select)に29−0と快勝。第2戦も、カナダの招待選抜チーム(Dog River Howlers)を19−7で下したが、アメリカ2とのプール最終戦は後半を支配され、14−33で敗れた。
プール戦を参加12チーム中5位(プールC2位)で通過し、大会2日目初戦は、カップ準々決勝でアメリカ1と対戦する。
●浅見敬子ヘッドコーチ コメント
ヒューストン(IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ第2戦)での課題を明確にして、ラスベガス大会に臨んだ。アタックでは良いポジションに立って前に出る。ディフェンスでは前に出て肩をヒットする。この2点を試合の中で発揮するために練習してきた。初戦、2戦目は狙い通りのパフォーマンスが随所に出て勝利を収めたが、3戦目のアメリカ2との試合では相手にスペースを与えてしまい、1対1の局面でトライを奪われてしまった。明日は今日の反省を生かし、ジャパンの強みを出して走り勝ちます」
●中村知春キャプテン コメント
初戦と2戦目はフィジカルの強い相手に粘り勝つことができて、自信と成長を実感した。アメリカ2との試合は、日本が前半リードして折り返したが、相手に1本トライを取られたあとの流れを止められなかった。悪い流れを断つ力が無かったところが反省点。ただし、3試合を通じて粘り強いディフェンスがすごくでてきている。また、みんな伸び伸びと自信を持ってアタックし、世界にも通用している。ゲームをやることで経験値が上がり、成長している。課題は1対1のタックル。倒しきるタックルを意識し、フィットネスとチームワークでジャパンらしいラグビーを発揮し、上を目指します」