ミニ・フレンドリーマッチ　秩父宮で思い切り走った未来のスターたち

世田谷区ラグビースクール×徳島ラグビースクール
（撮影：BBM）

　１月27日に秩父宮ラグビー場で行われたサントリー対東芝のトップリーグ・プーレオフトーナメント決勝に先立ち、「トップリーグ FOR ALL ミニ・ラグビーフレンドリーマッチ」が今年も開催された。

　プレーオフファイナルのカーテンレイザーとしてすっかり恒例となったこの大会には、昨年関東、関西、九州の３地域で行われた「ラグビーマガジンCUPミニ・ラグビー交流大会」を通じて各地域協会から推薦された３チーム（関東・世田谷区ラグビースクール／東京都、関西・徳島ラグビースクール／徳島県、九州・筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール／福岡県）が出場した。日本ラグビーの聖地、秩父宮での初めての試合とあってキックオフ前はどの選手にも硬さが見られたが、いざゲームが始まれば緊張などどこ吹く風。多くの観衆が見守るなか、日頃のトレーニングで培ってきた力をいかんなく発揮し、秩父宮でのプレーを存分に楽しんだ。

　なお出場した３チームの選手はトップリーグ決勝の選手入場の際に、エスコートキッズも務めた。国内最高峰の戦いを目の前で堪能したあとは、隣接するクラブハウス内でアフターマッチファンクションも開催。ラグビーの大切な文化のひとつである試合後の交流を通じて親交を深め、お互いに健闘をたたえあった。

　あこがれのグラウンドで遠く離れた地域のラグビー仲間とふれあい、迫力あふれるトップクラスのラグビーを体感したことは、彼らにとってかけがえのない財産となることだろう。この経験を糧に、ひとりでも多くのプレーヤーがひと回りもふた回りも成長した姿で、ふたたび秩父宮でプレーすることを楽しみに待ちたい。

＜試合結果＞
徳島RS　10 − 35　筑紫丘RCJS
筑紫丘RCJS　５ − 45　世田谷区RS
世田谷区RS　65 − ０　徳島RS

徳島ラグビースクール×筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール

（撮影：BBM）

筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール×世田谷区ラグビースクール

（撮影：BBM）