国内 2012.12.08

大学選手権に臨む東海大HO崩 対抗戦勢を相手に「1つの塊として」

大学選手権に臨む東海大HO崩 対抗戦勢を相手に「1つの塊として」

 ラグビーの大学日本一を争う全国大学選手権のセカンドステージが8日、各地で開幕する。関東大学リーグ戦1位の東海大は、初日に関西大学Aリーグ4位の近畿大と対戦(東京・秩父宮ラグビー場)。HO崩光瑠は、自信のあるスクラムにさらに磨きをかけたいと語る。



 今季のリーグ戦は全勝で2年ぶりの優勝を決めた東海大。FW陣は先発選手の全員が体重100キロ以上だ。特に攻守の起点であるスクラムには、木村季由監督も「今年の武器になりうる」と手応えを掴む。



 16校が4組のプールに分かれる選手権のセカンドステージでは、関東大学対抗戦Aで3位扱いの明治大と同組になった。かねてから指揮官は、ボール争奪局面での激しさが際立つ対抗戦勢を注視してきた。リーグ戦期間中の練習では、試合前の調整より基礎鍛錬の繰り返しに注力。選手権を2週間後に控えた11月末は、東京・府中市の東芝で合宿を行った。「(スクラムは)どこを相手にも組める準備はしていきたい」としながら、「セットプレーがだめだったら全部がだめ、という準備はしていません」。BK陣への奮起も促す。



 今季途中から先発に定着のHO崩は、八戸西高出身の3年生だ。身長180センチ、体重115キロの恵まれた体躯でスクラムをリードする。合宿では東芝のジョセフ・バラカットコーチの指導を受けた。最も相手からの圧力がかかる右PR側に自身の肩を寄せて組む意識など、もともと心がけていたことの大切さを再確認したようだ。



「1つの塊としてヒットからしっかりと当たる。(自身は)対面に刺し(押し)勝つことを考えます。チームの武器の1つとして考えてもらえるくらいに来ている。こだわりはあります」



 明大など対抗戦のチームとのスクラムに関しては、「まだ組んでいないので何とも言えないですが、自分たちのスクラムにこだわりを持ってやれば対抗できると思います。もっと精度、強さを求めていけると思うので、成長したいです」と意気込んだ。


 


 チームは近大戦、16日の日本大戦(埼玉・熊谷ラグビー場)を経て23日、明大と対峙する(秩父宮)。



(文・向風見也)

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