東芝リーチにもスーパー15の扉開く　チーフスのトレーニングメンバー入り！

マイケル・リーチ

（撮影：BBM）

　南半球スーパーラグビーを戦うニュージーランド勢５チームの、トレーニンググループ追加メンバー各５名が12月７日に発表され、連覇を狙うチーフスが日本代表のFLマイケル・リーチ（東芝）を加えたことが明らかになった。
　同国北島の中西部、ワイカト地方を本拠地とするチーフスは、2012年大会で初優勝。バックラインの中心選手だったCTBソニービル・ウィリアムズ（現パナソニック）は退団したが、ワールドカップ優勝メンバーのSOアーロン・クルーデンやCTBリチャード・カフイなどがいる。リーチと同じポジションには、リーアム・メッサムやサム・ケイン、タネラウ・ラティマーなどオールブラックスが揃うが、チーフスの公式ホームページではリーチを写真つきで紹介しており、期待の高さがうかがわれる。
　エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは欧州遠征から帰国後、24歳ですでに28キャップを持つリーチについて、「フレンチ・バーバリアンズ戦では、相手がリッチー・マコウを止めるような気迫で向かってくるほどのプレーをしていた」と高評価。最終スコッド入りすれば、日本ラグビー界からはSH田中史朗（NZ・ハイランダーズ）、HO堀江翔太（豪州・レベルズ）に次いで３人目のスーパーラグビー挑戦者となる。
　リーチを含むワイドなトレーニンググループは、来週から本格的に活動開始する予定。