国内
2012.04.04
選抜ラグビー4強決定! 関東勢3校は姿を消す
第13回全国高校選抜ラグビー大会は4日、埼玉・熊谷ラグビー場で決勝トーナメント1回戦4試合が行われ、準決勝に進む4チームが決定した。
第1試合は、中国地区代表の石見智翠館(島根)が茗溪学園(茨城)から5トライを奪い、31−14で快勝。2006年に江の川高校として第1回目出場を果たして以来、初のベスト4入りを決めた。
第2試合は、大阪工大高時代に2002年のセンバツを制している常翔学園(大阪)が、高校ジャパンWTB松井千士のトライで先制すると、後半も同じく高校日本代表のFB重一生がゴールラインを越え、スター山沢拓也が司令塔を務める深谷(埼玉)を21−7で振り切った。
冬の花園に続き、春の全国大会でも3大会連続の優勝を狙う東福岡(福岡)は、第3試合で御所実業(奈良)と対戦。相手FL平澤馨に先制トライを奪われ、前半22分まで7点リードを許したもの、U17日本代表PR河村崚太のトライなどで同点に追いつき、後半は途中出場のWTB中尾湧馬とFL廣川翔也もそれぞれ5点を重ね、25−7で接戦をものにした。
そして、東北王者と関東王者の対戦となった第4試合は、秋田工業(秋田)が22−13で桐蔭学園(神奈川)に勝利。強風のため、SO伊藤龍之介がゴールキックに苦しんだものの、チーム一丸となって4トライを奪い、主将NO8上原充を中心に粘り強かった桐蔭学園を退けた。
準決勝は6日に同会場で行われる予定で、組み合わせは、第1試合が「東福岡×秋田工業」、第2試合が「石見智翠館×常翔学園」となった。