各国代表 2012.03.07

2011W杯イングランド代表主将ムーディー 16年間の競技人生に幕

2011W杯イングランド代表主将ムーディー 16年間の競技人生に幕

 イングランド代表の前主将であるFLルイス・ムーディーが6日、自身の公式サイトで、約16年間のラグビー競技者人生に終止符を打つと発表した。昨年のワールドカップで赤いバラを胸にリーダーとしてチームをけん引した33歳は、準々決勝のフランス戦敗退を機にナショナルチームから引退。その後、所属するバースでのキャリアは続けていたが、11月25日に行われたプレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)のウスター戦で左肩を負傷し、手術するもカムバックは叶わず、現役引退を決断した。
 マッドドッグ(狂犬)というニックネームを持っていた恐れ知らずのハードワーカーは、1996年にレスター・タイガースでプロ人生を歩み始め、プレミアシップ優勝7回、ハイネケンカップ(欧州最強クラブ決定戦)優勝2回を達成。4年に一度結成されるドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」でのテストマッチ3試合も含めれば重ねたキャップは74を数え、ワールドカップは3大会に出場。2003年大会では世界チャンピオンに輝き、エリスカップを掲げた。


 

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