スコットランド代表WTBローリー・ラモント　右脚骨折で今季絶望

　先週末のシックスネーションズ（欧州６カ国対抗）フランス戦で右脚を骨折し、担架で運ばれたスコットランド代表のWTBローリー・ラモントは、手術の結果、復帰まで最長４カ月かかることが明らかになった。28日にスコットランド・ラグビー協会が公式ホームページで発表した。
　フランス戦に右WTBとして先発出場したラモントは前半30分、リスタートの空中戦で相手NO8ルイ・ピカモールと激しく競り合い、バランスを崩して着地した際に悲劇は起きた。
　今季３連敗中のスコットランド代表にとっては大きな痛手だが、セルティックリーグ（ラボダイレクト・プロ12）で初優勝を目指すグラスゴー・ウォーリアーズにとっても、新戦力ラモントの離脱は苦しい。チームは現在リーグ４位につけており、５月のプレーオフに進出する可能性は高いが、代表29キャップを持つラモントの今シーズン中の復帰はほぼ絶望とみられる。