【関東大学対抗戦&リーグ戦】開幕戦、慶應大が青山学院大に勝利。早稲田大は日体大に快勝。流経大はトライ先行で白星。

■関東大学対抗戦Aグループ
・9月13日@秋葉台公園球技場(神奈川)
【慶應義塾大 32−18 青山学院大】
昨季対抗戦4位・慶大と5位・青学大が開幕戦でぶつかった。立ち上がりから慶大が展開を優位に進めるも、青学大が前半15分にSO井上晴生がPGを決めて3点を先制する。
慶大はその後、19分にFB田村優太郎のゲインを起点にWTB伊吹央が左サイドでトライを挙げて逆転。そこから互いに1トライ1ゴールを加えて前半を12-10の慶大リードで折り返す。
後半11分のPG成功で青学大が再びリードを奪うも、慶大は直後の13分に右サイドをBKの連携で突破しCTB小舘太進がフィニッシュ、再び逆転した。(19-13)
慶大は19分にPGを加えて迎えた終盤、青学大は35分にラインアウトモールからトライラインを越え4点差に迫る。慶大もペナルティーを誘いながら、39分にラインアウトモールでトライを奪い返し、点差を広げる。44分にもPGを決めた慶大が青学大をしのぎ、32-18で緒戦を取った。
■関東大学対抗戦Aグループ
・9月13日@月寒ラグビー場(北海道)
【早稲田大 59−7 日本体育大】
昨季の対抗戦を制した早大は、最下位の8位で入替戦に進むもAグループ残留を決めた日体大と札幌・月寒で対戦。前半3分に早大が敵陣侵入後に右サイドへ展開すると、FB植木太一が相手守備陣を走り抜けて先制トライを決める。
その後も前半のうちに5トライ4ゴールを奪った早大は、日体大を無得点に抑えながら38点を重ねて前半を終える。
後半最初のスコアは日体大に入る。FWを中心に前進しフェーズを重ねた末、6分にポール下で押し込みPR吉田伊吹がトライ(G)。7点を返した。
早大は以降の時間帯でテリトリーで優位に立つも、得点には至らない。均衡が破られたのは29分、パスが頭部に当たって前方に流れたボールを途中出場のFB矢崎由高がトライゾーンで押さえて早大の後半初トライを奪った。その後、2トライ2ゴールを加えた早大が59-7で完勝を収めた。