国内
2022.10.04
流経大が日大に競り勝ち、開幕3連勝!「我慢しながら成長している」
10月2日、関東大学リーグ戦1部の第3節がおこなわれ、接戦の末に流経大が日大を26-20で下し全勝をキープした。
この日は風の影響もあり両チームともにミスが目立ち、自らのチャンスを活かせない場面も多かったが、前半3トライを挙げた流経大が、後半、日大の猛攻に耐えて少ないチャンスを得点につなげた。
昨季は5位に終わった流経大だが、今シーズンは開幕から3連勝。内山達二監督は、チームの好調の要因として「土居大吾キャプテンを中心に一戦一戦成長していること」を挙げる。「夏合宿も厳しい結果だったが、我慢しながら一つひとつ乗り越えていってチームがまとまった」。
土居主将も「いままではリーグの首位を争っていたけど、(昨季は5位で)今年はそれが当たり前ではないし、勝てることも当たり前ではない。今年は一つひとつ勝っていこうという覚悟がチームにある」と話す。そのチームの覚悟が開幕3連勝という結果につながっているという。
試合は日大がSH前川季蘭のPGで先制したが、その後流経大はゴール前ラックからボールをピックしたLOアピサロメ・ボギドラウがそのままインゴールまで運び、ゴールも決まって7-3。20分過ぎにもゴール前ラックから大きく左に飛ばしてWTB堀井雄登が左隅にトライを挙げた。
対する日大は、「前半は風下で、とにかくガマン」(SO饒平名悠斗)の戦い。流経大のキックに対して自陣からでも積極的にパスでつなぎ、30分過ぎにはWTBナサニエル・トゥポウが大きくゲインして内側をサポートするSH前川に返し、一度は相手にボールを奪われるも再度確保し、最後は右に大きく展開してWTB水間夢翔が右ミスにトライを挙げた。
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