女子
2022.08.26
連勝狙うアイルランドは先発3人変更 元イングランド代表FLが緑のジャージー着てデビューへ
【キーワード】女子アイルランド代表
静岡で女子日本代表を圧倒して世界ランキングを6位に上げた女子アイルランド代表は、ジャパンツアーを連勝して帰国したいと思っている。将来を見据えて若い選手が多いスコッド。1回だけだと幸運だったのかもしれないが、2回勝てば確かな成長が認められる。チーム内でそんな話をしたと、7番をつけるエデル・マクマホンはアイルランドのメディアに語っている。
8月27日、東京・秩父宮ラグビー場での最終戦に臨む。
セットピースの中心だった身長183センチのLOサム・モナハンらが負傷し、グレッグ・マックウィリアムズ ヘッドコーチはFWをいくつかポジションチェンジして第1戦とは異なるコンビネーションを組み、新たに3人を先発メンバーに入れた。
6番をつけるジョー・ブラウンにとってはこの試合がアイルランド代表デビュー。実は、元イングランド代表で2019年までに7キャップを重ねた28歳のフランカーだが、国際統括団体のワールドラグビーが「国の代表チームでプレーする資格」に関する規定を改正して今年から資格変更が可能となり、さまざまな条件をクリアしたブラウンは家族のルーツがあるアイルランドの代表になった。
バックラインの先発メンバーは変わらず、先週の試合で初キャップを獲得した20歳前後の4人のほか、静岡で何度もチャンスメイクしたキープレーヤーのエンヤ・ブリーンが再び12番をつける。
マックウィリアムズ ヘッドコーチは、「私たちはこのツアーの過程ですでに大きく成長しており、今週末の試合に選ばれたチームに興奮しています。私たちの深みをさらに探求し、選手たちのハードワークとコミットメントに値する機会を与える絶好のチャンス。グリーンのジャージーを着て彼女たちがどんなパフォーマンスをするか楽しみです」とコメントした。