東京サントリーサンゴリアスが大学のスターを5人獲得 帝京大主将のPR細木ら今春加入へ
東京サントリーサンゴリアスが大学ラグビー界のスターを5人獲得した。いずれも高校、U20世代から桜のジャージーを着た有望株で、2022年4月1日付でサンゴリアスに新加入する。
フロントローでは、強力なスクラメイジャーのプロップが2人加わる。帝京大学で2021年度主将を務め4季ぶりの大学日本一に導いた細木康太郎と、早稲田大学の2年時に背番号3をつけて大学選手権優勝に貢献し4年時には副将を務めた小林賢太が、そろってサンゴリアスに加入し切磋琢磨することになる。
元高校日本代表でもある細木は、「サントリーサンゴリアスの一員としてプレーができることを大変嬉しく思うとともに、これまで関わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。ラグビーやラグビー以外の場面でチームに貢献し、必要な存在になれるよう新人らしく精いっぱい努力します」とコメントした。
一方、U20日本代表やジュニア・ジャパンに選ばれたことがある小林は、「サンゴリアスの一員としてプレーできることを大変嬉しく思います。チームの勝利に貢献し、信頼されるプレーヤーになるために、日々チャレンジし続けます」と意気込みを述べた。
フォワードではもうひとり、慶應義塾大学で副将を務めたバックローの山本凱がサンゴリアスの一員となる。
ハードタックラーとして知られ、U20日本代表やジュニア・ジャパンでもプレーしたことがある山本は、「サントリーサンゴリアスに入団できることを大変光栄に思います。トレーニングを重ねチームの勝利に貢献できるよう、日々精進していきたいと思います」と決意を述べた。
バックスでは、大学屈指のフルバックとして注目された明治大学の雲山弘貴と早稲田大学の河瀬諒介がサンゴリアスでチームメイトになる。
20歳だった2020年にサンウルブズ(当時、国際リーグのスーパーラグビーに参戦していた日本チーム)のトレーニングスコッドに招集され、明治大学4年時には大学選手権準優勝に輝いた雲山は、「サンゴリアスの一員としてプレーできることを大変嬉しく思います。選手として成長し、少しでも早くチームの勝利に貢献できるよう、日々努力していきます」とコメントした。
そして、早稲田大学の15番として小林賢太らとともに2019年度大学日本一に貢献し、U20日本代表やジュニア・ジャパンに選ばれたことがある河瀬は、「サンゴリアスの一員としてプレーできることを大変嬉しく思います。人として、選手として成長して少しでも早くチームの勝利に貢献できる選手になれるように日々精進します」と述べ、新たなチャレンジに燃える。