国内 2021.07.26

静岡ブルーレヴズが新体制を発表。サントリー退団の有賀剛コーチらが加入。

[ 編集部 ]
静岡ブルーレヴズが新体制を発表。サントリー退団の有賀剛コーチらが加入。

 日本ラグビー界で初めてのプロクラブとなった静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ発動機ジュビロ)が7月26日、リーグワンに向けた新体制及びスローガンなどを発表した。

 静岡ブルーレヴズ株式会社は管理部、事業部、強化部の3つに部門が分かれる。事業部の部長と強化部の部長兼ゼネラルマネジャーには、代表取締役社長の山谷拓志氏が兼任することに決まった。
 堀川隆延監督に代わりゼネラルマネジャーとなった山谷社長だが、6月23日の設立記者会見では選手の採用や補強は堀川監督に一任すると話している。

 またコーチ陣(強化部)では、サントリーでアシスタントコーチを4年間務めた有賀剛が同職に就く。また昨季はコーチを兼任していたHO名嘉翔伍が現役を引退し、スクラムコーチになった。長谷川慎ハイパフォーマンスコーチは日本代表コーチも務めるため、アドバイザーとしてサポート役に回る。
 2021年に再結成されたサンウルブズでアシスタントコーチを務めた、チーム最年長のSH矢富勇毅はプレイングアドバイザーも担うことが決まった。

 またNTTコムで5年間ハイパフォーマンスマネージャーだった新田博昭が同職に、近鉄でチーフメディカルトレーナーをしていた飯田力もブルーレヴズにヘッドアスレティックトレーナーとして加わる。
 さらに、ヤマハ発動機時代からリーダーシップやチームビルディングなどについてアドバイスしていた倉重知也がエグゼクティブコーチになった。

サントリーで4年間アシスタントコーチを務めた有賀剛がレヴズに加わる(撮影:松本かおり)

 また2021年度のクラブスローガンとチームコンセプトも発表された。クラブスローガンは「All for Shizuoka」。
 リリースには「静岡のプロフェッショナルクラブとして生まれ変わった静岡ブルーレヴズは、静岡の皆様そして静岡ブルーレヴズを取り巻く全てのステークホルダーの皆様のために活動します」と記されている。

 チームコンセプトは「Revs Style ~Be Professional~」。
「革新を恐れず挑戦する覚悟。困難な目標にワクワクして挑む情熱。プロフェッショナルクラブとしての誇りを持って日本一を目指し、世界で自分たちにしか出来ない新しいスタイルをつくりだす」という思いが込められている。

 また普及・育成チームリーダーの古川新一(8年間)と運営担当の高見佳奈(2年間)の追加退団も発表された。
 新加入選手は後日発表される。

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