ワールドカップ
2013.04.04
マンU本拠地オールド・トラッフォード 2015W杯では使えない?
2015年ラグビーワールドカップの会場候補に挙げられている「オールド・トラッフォード」だが、所有者である世界的サッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドFCがピッチへの潜在的損害を懸念しており、リストから外れる可能性が高くなった。3日に『デイリー・メール』など複数の英国メディアが報じた。
マンチェスター・ユナイテッドは今夏、10年ぶりにピッチを新しくする予定で、激しいラグビーの試合によりグラウンドがひどく荒れてしまうのではないかと心配しているという。
2009年6月にラグビーのテストマッチ「イングランド対アルゼンチン」戦が同スタジアムで行われたときもグラウンド整備員たちを悩ませたといわれるが、13人制ラグビーの欧州最高峰『スーパーリーグ』のグランドファイナルは1998年からずっとオールド・トラッフォードで開催されている。
ラグビーワールドカップ大会主催者は、76,000人収容可能なオールド・トラッフォードで3試合の開催を望んでいた。一部報道によれば、マンチェスターをホスト都市にしたい考えは残っており、代わりにマンチェスター・シティFCのホームであるエティハド・スタジアム(約48,000人収容)を使えるかどうか、交渉中だという。
ちなみに、2015年ラグビーワールドカップが開催される9月と10月は、サッカーのチャンピオンズリーグ(グループステージ)と時期が重なる。
2015年ラグビーワールドカップの大会スケジュールと会場は、今月下旬に決まる予定。オリンピック・スタジアム(ロンドン)も会場候補のひとつである。