セブンズ 2020.08.07

ヤマハの新人は全国制覇の守護神! 女子サッカーから楕円の世界へ。

[ 編集部 ]
ヤマハの新人は全国制覇の守護神! 女子サッカーから楕円の世界へ。
伊藤三紗さんは、小野澤宏時氏が指導にあたるアザレア・セブンの体験会に参加している(写真:ヤマハ発動機)


 初めてのラグビー体験は、高校日本一の歓喜から、わずか2週間後のことだった。

 高校サッカー日本一から、ラグビー7人制への転進だ。

 2020年1月末に、全日本高校女子サッカー選手権で優勝した藤枝順心のGK、伊藤三紗さんは、4月にヤマハ発動機に入社、静岡エコパにホームを置く7人制の女子トップチーム「アザレアセブン」(一般社団法人・アザレア・スポーツクラブ=代表理事
は清宮克幸氏)に加入した。

 「トライした時のあの感じ。あの喜び。本当に気持ちがいいんです。ゴールキーパーがなかなか味わうことのできない華って言うんですか、うん、ラグビーではそういう気分も楽しんでます(笑)」

2020年1月末に、全日本高校女子サッカー選手権で優勝した藤枝順心(写真:ヤマハ発動機)

 今春、当社に入社した三紗さんは、18歳。ラグビー歴はまだ半年足らずだが、小学1年時から続けてきたサッカーでは、静岡県の強豪、藤枝順心のGKとして高校日本一も経験している。

 女子ラグビーチーム「アザレア・セブン」の体験会に、三紗さんがラグビー未経験者として参加したのは今年1月末のこと。最後の高校選手権決勝で神村学園を下し、日本一に輝いたわずか2週間後だった。

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