全国高校ラグビー予選　平工業が４年ぶりに福島制す　國學院栃木も花園へ

　11月10日、第92回全国高校ラグビー大会の予選決勝が６県で行われ、平工業（福島）、國學院栃木（栃木）、新潟工業（新潟）、日本航空石川（石川）、和歌山工業（和歌山）、東福岡（福岡）が花園への切符をつかんだ。
　福島県決勝は２年ぶりのいわき対決となり、平工業が12−５で第１シードの磐城を破った。４年ぶり13回目の大舞台に立つ。前年度全国ベスト８の國學院栃木は、佐野に95−５と圧勝し、13年連続18回目の代表権獲得。新潟県では、９年連続37回目の優勝を目指した新潟工業が80−０で新発田南に完勝し、県予選無失点のディフェンス力を持って全国に挑む。
　日本航空石川は計11トライを奪って71−０で鶴来を倒した。８年連続８回目の花園挑戦となる。和歌山工業は熊野との決勝戦を19−14で競り勝った。４年連続20回目の冬の全国大会へ。そして、激戦区の福岡県では、春冬あわせて６大会連続全国制覇している東福岡が24−17で筑紫の猛追を退け、13年連続23回目の花園で、戦後２校目の４連覇に挑む。