海外
2012.09.22
元イングランド代表SOバークリー 仏ラシン・メトロへ電撃移籍
プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)で17季ぶりの優勝を目指すバースだが、今季開幕から3試合すべてで10番をつけていた司令塔のオリー・バークリー(30歳)が、フランス1部リーグに属するラシン・メトロへ電撃移籍することが明らかになった。シーズン途中だが、両チーム間で大金が動いたと見られ、“メディカル・ジョーカー”(負傷選手の代替)としてフランスへ早期リリースされる。20日、バースが発表した。
ラシン・メトロは、エースSOのフアン・マルティン・エルナンデスがアルゼンチン代表として南半球4カ国対抗戦「ラグビーチャンピオンシップ」に参戦中であり、2番手を争っていたジョナサン ・ウィズニュースキーが背中、バンジャマン・ダンビエレが膝を負傷して離脱しているため、イングランド代表23キャップを持つバークリーの力を必要としている。ゴールキックを武器とするバークリーは、11年間在籍してきたバースで、9月中にあと2試合プレーすることが可能で、来月からラシン・メトロの選手になる予定。
バースには、アキレス腱を痛めてリハビリ中だった2011年ワールドカップ優勝メンバーの元オールブラックスSO、スティーブン・ドナルドが9月22日のロンドン・アイリッシュ戦から戦列復帰する。