海外 2019.03.29

サンウルブズがオーストラリアで初歓喜! 元王者ワラターズ倒した!

[ 編集部 ]
サンウルブズがオーストラリアで初歓喜! 元王者ワラターズ倒した!
トライを決めたマシレワに抱きつく立川。パーカー、エメリーも喜ぶ(Photo: Getty Images)

 日本のサンウルブズがオーストラリアの地で歴史的勝利を果たした。相手は2014年のスーパーラグビーチャンピオンで、今季オーストラリア・カンファレンスで首位に立っていたワラターズだ。3月29日にニューカッスルのマクドナルド・ジョーンズ・スタジアムで対戦し、31-29で熱戦を制した。

 3月2日にニュージーランドのハミルトンでチーフスを倒し、アウェイでの初勝利を遂げていたサンウルブズだが、オーストラリアで勝ったのは今回が初めて。3月22日、2020年シーズンを最後にスーパーラグビーから除外されることが発表されたが、闘争心は萎えることなく果敢に挑み続け、悔しい報せから一週間後、歓喜することとなった。

 キックオフから2分も経たぬ間にゴールラインを割られ、15分にもワラターズにトライを奪われたサンウルブズだが、3-12で迎えた前半20分、FW・BK一体となった連続攻撃で敵陣深くに入り、身長201センチのLOグラント・ハッティングが腕を伸ばしてインゴールに押さえ、流れを変えた。

 30分には、すばやくボールを動かしてFLツイ ヘンドリックの巧みなオフロードからチャンスとなり、FLダン・プライアー、WTBセミシ・マシレワとつないで赤いジャージーの背番号11がトライを挙げ、逆転した。

 17-15で迎えた後半早々、ワラターズにゲームをひっくり返されたが、サンウルブズは49分(後半9分)、WTBマシレワがハーフウェイ手前から抜けて50メートル以上走り切り、ゴール右隅にフィニッシュし同点となった。そして、今季ゴールキック成功率100%を継続しているSOヘイデン・パーカーがタッチライン近くからのコンバージョンを決め、勝ち越した。

 さらに2分後、ワラターズのパスが乱れ、ルーズボールを拾い上げたマシレワがゴールへ走り切り、ハットトリック達成でリードを広げた。

 初のスーパーラグビー開催となったニューカッスルのファンの前で負けるわけにはいかないワラターズは、65分、CTBカートリー・ビールがゴール前のクイックタップからトライを奪い返し、コンバージョンも成功で2点差に詰めたが、サンウルブズは課題だった規律も改善されて受け身にならず奮闘を続け、接戦を制した。

 サンウルブズはこれで、今季2勝5敗(総勝点10)。オーストラリア・カンファレンスは混沌としており、暫定首位のワラターズ(3勝3敗:総勝点15)より1試合多く消化しているとはいえ勝点差は5となり、プレーオフ進出の可能性は十分ある。4月6日にはメルボルンでレベルズと対戦する。

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